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【オシャレ】素人夫婦が古民家の床を格安DIYしたらこうなります

こんにちは、Litです!

写真

今回は、築50年のかなり傷んでいる床を一番安い方法でDIYして、明るくて今どき風のおしゃれなフローリングっぽくしてみました。

本来ならば古い床材をはがしてちゃんと断熱材をひき、合板の上からフローリング材をはる、プロがするような本格的なフローリングに仕上げたいところですが、コストを安くするためにボクたちは断熱材もフローリング材も一切使ってません。

でも、こんな方法でオシャレなフローリングっぽく仕上げることができるのでコストを抑えたい方やDIYに自信のない方におすすめのやり方です!興味のある方はぜひ最後まで見ていってください。

元々この部屋は床にカーペットがひいてありました。

カーペットのせいで湿気を持ってしまったのか所々床がめくれてそりかえっています。

写真では分かりませんが、場所によっては床が抜けるんじゃないか…。ってくらい柔らかくフニャフニャの状態になっていました。

とてもじゃないけどこのままじゃ不安すぎて住めません。はがすべきなのか、どうするべきなのかも分かりません。

自分たちではできない作業をリフォーム業者さんにお願いしていたのですが、作業の合間に床の状況を見てもらいました。

根太はしっかりしてるから床材は剥がさないで上貼りしても大丈夫、DIYだから上貼りの方が難しくはないですよー、とのことでした。

って事で今引いてある床材は剥がさないで上貼りしていきます。

ちなみに、ボクたちみたいに自分たちではできない場所をリフォーム業者さんにお願いされる方で、分からないことや迷っていることがあれば積極的に聞いた方がいいです!!業者さんも嫌な気持ちはしません。とても丁寧に教えてくれます。

フローリング材を使わない

本来は合板の上にフローリング材を貼ります。

ただこのフローリング材、結構お高くつくんですよね。

ボクたちがDIYしている家は6畳が3部屋、8畳が3部屋あるので全てをフローリング材に変えたら結構な金額がかかってしまいます。

妻と話し合って悩んだ結果、一番安く仕上げられる方法で作業することにしました。

その方法とは、

現状の床材の上に合板をはって、合板の上にクッションフロアをはることで、『なんちゃってフローリング』にDIYしてしまうのです。

まぁ、これがうまくいかなければその時は、フローリング材買って上貼りすればいっか!ってことで今回はこのやり方でやっていきます。笑

クッションフロアとは

クッション性のある塩化ビニール素材でできた床材のことです。柔らかく足への負担が少ないのが特徴です。水や汚れに強く、お手入れがしやすいことから、キッチンや洗面所などの水回りでの使用に適しています。

クッションフロアのメリットとデメリット

メリット

  • 安く仕上げられる
  • フローリング材より手間がかからない
  • クッション性がある
  • デザインが豊富でおしゃれにできる
  • 防水性がある

デメリット

  • 耐久性が低い
  • 通気性が悪く、湿気がこもりやすい
  • フローリング材のような木のあたたかみはない
  • 高級感はあまりない

メリット

コストを抑えられる

何より一番のメリットはフローリング板に比べて比較的、安価で初心者でも手を出しやすくなっています。

6畳の場合

  • クッションフロア 約18000円〜30000円
  • フローリング材 約25000円〜50000円

フローリング材より手間がかからない

やわらかいシート状の床材なのではじめてDIYする方でも簡単にはれる人気の床材です。

フローリング材に比べてクッションフロアは部屋の形に沿ってカッターで切り取り床に貼り付けるだけなので比較的簡単にできます。

クッション性がある

クッションフロアは実際に歩いてみると若干の弾力があります。

歩行時の衝撃や振動、足音を吸収するため、リビングや静音を重視したい寝室などにも最適です。

デザインが豊富で自分の好みが見つかる

クッションフロアは表面にプリント加工されてできているため豊富なデザインがあります。

また質感の違いもあるため自分の好みや部屋の雰囲気に合わせて様々な種類から選ぶことができます。

防水性がある

塩化ビニール製の素材のため、水濡れに強くすぐに拭き取れるためお手入れが楽で、キッチンや洗面所などの水回りにも最適です。

デメリット

耐久性が低い

フローリング材に比べて劣化しやすいです。

クッションフロアはやわらかいビニール素材でできているため衝撃や熱に弱く、傷や凹みができやすいです。

交換費用は他の床材と比べると安価ですが交換頻度が多くなるとコストがかさむ可能性があります。

通気性が悪く、湿気がこもりやすい

フローリング材に比べて通気性が悪く、接着剤で貼っているため空気が逃げる場所がほとんどありません。

定期的な確認とメンテナンスが必要になります。

高級感はあまりない

正直、クッションフロアはフローリング材と比べるとすこし安っぽくみえます。

高級感のある空間を作りたい方にはあまりおすすめできません。

床DIYに必要なもの

ボクたちはこれを使いました。

  • 合板(12ミリ)
  • ダンドリビス 極細37ミリ
  • 墨壺
  • 丸鋸
  • メジャー
  • 鉛筆
  • 下地センサー
  • 定規
  • インパクト

ステップ1

まずは下地がどこにあるかの確認です。

根太がどこを通っているか確認して目印をつけておかないと合板を引いてからではビスを打つ場所が分からなくなってしまうからです。

ホームセンターで見つけた『下地センサー』の出番です。

床をなぞるだけで下地の場所を音で教えてくれる優れもの。

なぞってみるけど全然音が鳴らない。。なったと思ったら、そこには絶対に通ってないでしょ!って場所でピー!って知らせてくれます。

使い方が悪いのか?下地が変なのか?

結局使うのをやめて、カナヅチで床を叩いて音で確認することにしました。

根太が通っている場所は通っていない場所に比べて音が全然違うんです!自分の耳と感覚を信用して壁の巾木の部分にチェックをしていきました。

ちなみに後から業者さんに聞いた話なんですが、根太はこのフローリング材のマス目に沿って通っているそうです。

一生懸命、カナヅチで探っていたのが一瞬にして解決した瞬間でした。笑

ステップ2

合板を引いていってみます。ひとまず置けるだけ置いてみて残りの場所をサイズを測ってカットしてはめ込んでいく感じ。

まるでパズルのよう。

複雑な場所や細かい場所ほどカットするのが難しいです。ボクたちはブラック&デッカーのマルチツールで大まかなカットは丸鋸を使い、細かいカットはジグソーを使いました。一つのツールで何パターンもの役割を果たしてくれるのでブラック&デッカーめっちゃ便利です。

コツ

  • 合板と合板のつなぎめは少しゆとりを持たせる
  • 床下収納はふさがない方がいい

合板は寸法通りきれいに引き詰めると気持ちがいいですが、ギシギシと床なりがしてしまいます。

1ミリほどはゆとりを持たせた方がいいです。

床下収納は使わないからふさごうと思っていたんですが、リフォーム業者さんからふさがない方が良いと言われました。

床下は水道の配管や電気の配線などが通っていて点検するときに点検口として使うようです。

ステップ3

合板を引き詰めた後の次の作業。

無心になって大量のビスを打ち付けていきます。

DIY上級者やプロの方はエアーコンプレッサーを使ってものすごい速さで打ち付けているのですが、ボクたちはそんなハイテクなツールは持っていないので地道にひたすらインバクトで打ち付けます。

真夏でエアコンも付いていないのでこの作業は中々辛かったです。

ただ、ビスを打ち終わって床がきれいにはれてるのをみると寝転がりたくなるほど、うれしい気持ちになりました。

ステップ4

パテ処理をしていきましょう。

合板と合板の繋ぎ目や気になる凹凸はパテで埋めて平らにしていきます。パテは1回では平らにならないので2回から3回は塗った方がいいです。

乾いたらヤスリできれいにしてあげます。

ここでもブラック&デッカーを使いました。サンダー機能もついてるので大助かりです。

ステップ5

フローリングシートを貼っていきます。

今回は明るい色のクッションフロアを選んでみました。ちなみにこの部屋は6畳で8メートル分のクッションフロアを購入しました。

専用のボンドを塗っていきます。

はじめてにしてはいい感じにできました!

最後に

いかがでしたか?

今回は根太がまだ丈夫な状態で合板を上貼りしてその上からクッションフロアを貼るお話でした。

フローリング材と比べたら、時間もお金もかけずにオシャレなフローリングっぽい仕上がりになりましたね。

フローリング材を引いてないから足冷たいんじゃない?と思うかもしれませんが家の中ではスリッパを履くので気にはならないと思います。

断熱効果もないですが、そもそもが古い家なのであまり気にしてないです。笑

どうしても気になるようならまたDIYすればいい!その時は断熱材とフローリング材にチャレンジしてみようかな。

これもDIYの魅力ですね。

次は、天井にも登ってみないとな。

ありがとうございました。

おわり!!

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