こんにちは、Litです!
今回は、はじめてのDIYに挑戦しているボクらが『漆喰うま〜くヌレール』と『大和しっくい』を実際に使ってみてどちらが良かったのか比較してみました。
はじめてで不安の中、最初に使ったのが『漆喰うま〜くヌレール』
その後、粉末タイプにチャレンジしてみようと思い購入したのが『大和漆喰』
どちらも大人気の商品なので迷っている方も多いと思います。
この2つの互いのメリット、デメリットや塗り方のコツなどボクたちが実際に使ってみた正直な感想なので興味のある方はぜひ最後まで見ていってください!
『漆喰うま〜くヌレール』、『大和しっくい』よかったのは…
結論
『漆喰うま〜くヌレール』と『大和漆喰』を使ってみて総合的にどちらがよかったかというと、『大和しっくい』です。
ただ、それぞれにとても良い分があったので用途に応じて使い分けるのが理想かなぁと感じました。
それぞれ商品についてとメリット、デメリットをまとめてみました。
『漆喰うま〜くヌレール』のメリット、デメリット

特徴
はじめての方でも手軽に塗ることができるよう、徹底的に考えられたDIY向け漆喰。ペースト状でそのまま塗れる。
メリット
- ペースト状なのでフタを開けたらすぐ塗れる
- 漆喰がタレにくく塗りやすい
- 臭いがキツくない
- 色のバリエーションが豊富
- はじめてでもヒビ割れしない
- 一度塗りできれいに仕上がる
デメリット
- 塗る面積が広ければコスト面でやや割高
ペースト状なのでフタを開けたらすぐ塗れる
なんといっても『漆喰うま〜くヌレール』の最大の特徴はフタを開けたらすぐ塗れることです。
通常の漆喰は粉末状で、水と練り合わせてから使わなければいけません。この練り合わせる作業が地味に大変なんです。
塗る面積が広ければ広いほど混ぜる時間と労力を消費してしまいます。
この『漆喰うま〜くヌレール』はペースト状なのでこの練り合わせの作業がありません。
なので誰でも気軽で簡単に効率よく作業することができます。
漆喰がタレにくく塗りやすい
もう一つの特徴が、漆喰の固さがめちゃくちゃいい感じで塗りやすいんです!
この練り合わせ加減で塗りやすさが変わってくるんですが硬すぎず、柔らかすぎずの絶妙なポテっと感!
眺めてたら段々と美味しそうに見えてきます。笑
コテでも塗れますが、手袋越しに手で塗ることもできます。
臭いがキツくない
『大和しっくい』に比べて漆喰うま〜くヌレールは臭いがそんなにしません。
臭いがキツイと作業中のモチベーションにもつながるのでこれも大事なポイント!
色のバリエーションが豊富
通常の漆喰は白が主流で色をつけることはできるのですが、素人で色をつける作業はは中々難しいようです。
漆喰うま〜くヌレールには18種類もの豊富なバリエーションがあるのでイメージに合わせてお好きな色を選べるのもとても魅力的ですよね。
落ち着きのあるオシャレな色がたくさんそろっています。
はじめてでもヒビ割れしない
最初に漆喰を使った場所が押し入れだったのですが見た感じでは全然ひび割れはみられません。
ただ、経験上、下地に凹凸があったり波を打っていたり傷んでいるとひびが入ります。
下地処理はしっかりとした方が仕上がりがきれいで、持ちもよいと思います。
一度塗りできれいに仕上がる
大和漆喰の場合、3回塗りすることできれいに仕上げることができましたが、漆喰うま〜くヌレールの場合、1回できれいに仕上げることができます。
ただ『仕上げ用』と『下塗り用』とあり、下地がベニヤ板だったのでアクどめに下塗り用を塗ってから仕上げ用を塗る2つの作業工程で、きれいに仕上げることができました。
下塗り用が必要な下地は
- 合板、化粧合板
- ペンキ塗装した面(劣化ナシ)
- モルタル、コンクリート、ブロック
- タイル面
下塗り用が不要な下地は
- ビニールクロス
- 古壁面
- 石膏ボード面
デメリット
・塗る面積が広ければコスト面でやや割高
ペースト状で作られているため、フタを開ければすぐ使えるけど、『大和しっくい』と比べるとやや割り高なので広い面積を塗る場合は『大和しっくい』の方が安く仕上げることができます。
はじめてで不安な方、コストは気にしない方、練る工程が面倒な方、使う面積が少ない方は漆喰うま〜くヌレールをつかって間違いないと思いますよ。
大和しっくいのメリット、デメリット

特徴
白色度が高く日本の伝統美を活かした漆喰。
消化石に高級ふのり(海藻)とスサを配合しており調湿効果、強アルカリ性、帯電防止効果、不燃性などの特徴があります。
メリット
- 大量に入っていしかも安い
- 粉末なので好みの割合で調整して作れる
- 塗る時の伸びがよい
- 自然な落ち着く色
- 職人になった気分になれる
デメリット
- 臭い少し強め
- 練りあわせる必要がある
大量に入ってて安い
とにかく安いです。安い上に大容量。20キロ入ってます。
大量に入っているので、失敗してもやり直せばいっか!って気分にさせてくれます。
あと、他の粉末タイプと比べて粉の舞い方が少ないので作業がしやすいです。
ただ20キロは重い!
運ぶのが大変です。笑
粉末なので好みの割合で調整して作れる
漆喰と水を調合するのに自分の好みの固さに調整できます。
もちろん決まった比率はあるのですが、ボクたちは塗りながら少しずつ水の量を調整してきれいに濡れる黄金比を見つけていきました。
標準的な加水量 1キロあたり0.6リットルの水
ボクたちの加水量 1キロあたり0.8リットルの水
粉末タイプだからこそ調整しやすいので水に粉を少しずつ加えて自分が一番塗りやすい固さに調整してみてください。
塗る時の伸びがよい
はじめ塗り始めたとき、力加減とか一回で塗る厚みがよく分からなくて上手くいかず、大和しっくい失敗したかなー。と思ったんですけど、慣れてくるうちに段々とコツをつかんでうまく塗れるようになり結果的にどの漆喰よりも伸びてくれます。塗りやすいです。
個人的には気持ち集めに塗ることでいい感じに仕上げることができました。(1.5ミリ〜1.8ミリくらいかな)
自然な落ち着く色
『漆喰うま〜くヌレール』と比べて『大和しっくい』の方が自然な落ち着きのある色に仕上がりました。
1度塗りの段階では暗い色だったので大丈夫かな?と思ったのですが乾いて時間が経つと色が白に変わり3回塗ったらきれいな落ち着きのある白色に変わってくれました。
今回どちらも白色なのですが、どちらかというと『漆喰うま〜くヌレール』の方が明るい白色に仕上がりました。
部屋に使う場所や用途で選ぶのもありだと思います。
職人になった気分になれる
粉末の状態から自分で練って塗ってと一連の工程をするので、やれば出来るんだ!となんだか自分に自信がつきます。笑
もちろんはじめはできるのか不安でしたが、やれば出来るもので挑戦して良かったと思えました。
臭い少し強め
匂いが少し強いです。
海のにおいというか海藻のにおいがします。換気を十分にした上での作業をおすすめします。
練りあわせる必要がある
粉末と水を練り合わせる必要があるのでその分の労力と時間がかかります。
攪拌機かインパクトミキサーで混ぜるとそこまで苦ではないですが面倒だと思う方はやめた方が良いかもしれません。
まとめ
使ってみてどちらもいい部分がありましたが、ボクたちは古民家をDIY しているので塗る面積が広かったのでコスパ的に安い【大和しっくい】を選びました。
ただ、塗る面積が少なかったり色々な色を使いたい時は【漆喰うま〜くヌレール】を使うので用途に合わせてどちらも使用していきたいと思っています。
【漆喰うま〜くヌレール】と【大和しっくい】2つとも買ってよかったって思える商品でした。
気になった方は使ってみて下さい!
次は畳部屋をフローリングに変えなきゃなー。
最後までありがとうございました。
おわり!